N響には、小さな冊子が置かれており、それを読むのもまた、楽しい。
N響百年史を書かれている、片山杜秀氏のことを、親しみを込めて、私は「蘊蓄おじさん」
と、呼ばせて頂いている。彼の音楽に対する思い、音楽全般に対する造詣の深さには、
驚かさせられるばかりだ。(凄い蘊蓄おじさんなのだ。!)
そんな彼だからこそ、N響百年史も、読み応えのある内容になっている。
今年度の年間シートも、前方斜め左席で、とても良い席だ。
とても聴きやすい演奏だった。そして、やはり、篠崎史紀コンサートマスターの存在感がきわだった。
アンコールでは、シューマン作曲 森の情景題7曲 予言の鳥
を、ドイツ人ピアニスト マルティン ヘルムヒェンが、ゆったりと、幻想的に演奏した。
ほぼほぼ自宅で過ごす日々から、やっと解放された。
心も身体も、久しぶりの休日を存分に楽しめた。
過酷だった今年の夏も終わり、
私の秋も始動しはじめた。。