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馬友が落馬した。。

 馬友が落馬してしまった。私と同じ年なので、何かと仲が良く、気が合う。

 どうも、千葉の乗馬クラブ に出かけて、そこで、落馬したようだ。

 当日は、風も強かったので、馬も何かに、驚き、予想外の行動をしたのかもしれない。

 彼女も私同様、シニアなので、今の状況が心配だ。

 昨日は、手術をすることになっていると、メールが届いた。

 詳しいことは、体調が復活してから、聞いてみよう。

 年末年始にかけて、1ヶ月も手術入院ということなので、

 彼女の周りの親族や、関係者も大変なことになっているようだ。

 私も、お見舞いに行きたいと、伝えてみたが、やはり家族以外は、お見舞いも、差し控えてほしいというのが、

 病院側の意向らしい。

 今となっては、後の祭りになってしまうが、エアージャケットを勧めた。

 オートバイ仕様の、このエアジャケットは、本当に優れものだと感心している。

 

 私も、本拠地の乗馬クラブで、一度だけ落馬したことがある。

 騎乗していた馬が、宅配便の大きな車に驚いたのだ。

 今でも、その光景は思い出す。

 気持ちよく、駈歩をしていたのだ。本当に風を切って気持ちよく。。。

 突然、私の騎乗していた馬の首が、私の視線から、消えてなくなった。。

 右側に大きな車を見つけた、ビビりのその馬は、大きく首を下げ、体勢を変えたのだ。

 「あっ、落馬するな。するなら、このまま、スピードを緩めてゆっくりと、落馬しよう!」

 ほんの、数秒の間で、私の頭では、瞬時にそう判断したようだ。

 ずるずるずる、と、落馬した。

 そして、エアジャケットが開いたのだ。

 雪だるまのように開いた、エアクッションの上に、仰向けになり、転ぶ私。

 恐る恐る、立ち上がってみる。

 どこも、身体に痛いところがない。

 駈歩していたわけだが、、、、。

 インストラクターが、私がすぐ立ち上がったことに、一安心し、

 その後、興奮している馬を捕まえた。

 その後、翌日、翌々日と、身体に変化があるかどうか、気にかけていたが、やはりどこも、なんともなっていなかった。

 念の為、頭部のMRIを撮ってみたが、やはり、異常がなかった。

 そして、私は今、はっきりと自覚している。

 エアージャケットは、我々、シニア乗馬愛好家の、「命綱」なのだと、、、、。

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