このまま、走行すれば、ホテルに着くと思っていた。
ルート51と、ルート56の交差点で、右後方のタイヤの空気圧が、低下しだした。
タイヤがパンクしたのだ。
日産車を止めておける場所があったのが、幸いだった。
エマージャエンシーコール(緊急通報)をリフエ・ハーツレンタカーにした。
タイヤがパンクした状態なので、パンクを直してくれる人を送ってほしいです。と。
第1回目は、夕方4時半頃に緊急スタッフに電話をした。
ところが、そのスタッフは、カウアイ島で、我々の車がパンクした場所が見つけられなかった。
これは、どういうことだろうと、考えた。
我々は、一体どこに、電話しているのだろうか?そして、理解した。
アメリカ本土の緊急スタッフが対応しているということが、わかったのだ。
彼も、一生懸命に場所の特定をしているらしいが、。。
待つこと1時間。。。
第二回目は、カウアイ島のリフエ空港の側で、51と56の交差点だと説明したが、場所の特定ができないようだった。
待つこと1時間。
第三回目は、日本人に対応していると、書かれている電話先に電話してみることにした。
その通訳の若い女性には、ひどくがっかりすることになった。
スタッフに話している英語は、まるで、英語を習いたての中学生の会話レベルだった。
(緊急事態にそういう人を置いているということに、腹をたてた。)
待つこと1時間。
第4回目は、緯度、経度を詳しく伝えるという手段にしてみた。
この対応で、電話に出た女性スタッフが、場所を特定してくれた。
メカニックを探すから30分待って欲しい。ということだった。
待つこと1時間。
ついに、メカニックが来てくれた。
とても感じの良い人だった。
タイヤに刺さった、釘を見てびっくりした。
まさしく、五寸釘と言えるような釘だった。
彼は、手際よく、スペアタイアとパンクしたタイヤを交換してくれている。
このスペアタイアでは、そうそう遠くには行けないから、明日一番で車交換して貰った方がいいよ。と。
もう、ディナーどころではないが、空腹なので、Safewayで、惣菜を買って、ホテルでささやかな
結婚記念日祝いをしたのが、夜10時を過ぎていた。