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馬事公苑は、大賑わいだった。。

昨日は、アイちゃん(自動車)と共に、馬事公苑へむかった。

 アイちゃんとは、あと1週間でお別れだ。

 来週の土曜日には、アイちゃんの弟の、ホワイトくんが登場することになっている。

 (アイちゃん、今日もいい走りしてくれて、ありがとうね)

 休日の首都高は、空いていて用賀まで順調に走行した。

 左側には、世田谷美術館が見えるので、馬事公苑まではあと少し。

 数年前に、世田谷美術館に、私も、作品を出展させて頂いたので、少しだけ馴染みがある。

 とりあえずは、馬事公苑に隣接しているCABALLOへ向かった。

 馬友であり、日本画家の彼女へ、持参したチョコレートをプレゼントした。

 展示品を拝見したが、そこには、優しい馬の絵や、ポーチなどの小物が、並んでいた。

  私も、穏やかな馬が描かれているポーチを一つ購入した。

 一通り、 CABALLO内を見て、馬事公苑へ向かった。

 馬友三人で待ち合わせをしている。全員シニアなのに、「馬姫三人会」と呼んでいる。

 一般に開放されている馬事公苑は、大賑わいだった。

 我々馬友三人も、その群衆の中に混じって、前方左側の馬場で行われているホースショーを観ることにした。

 

 人馬一体となったこのホースショー、馬が人間のいうことをきちんと理解して、

 横になって寝て見せたり、ゆっくりと、起き上がったりしている。

 観客もそのパフォーマンスに見入っているようだ。。

 我々三人は、お目当てのブースに向かった。

 ここで、オーダーメイドの乗馬ブーツを作ってもらおうと考えている。

 長いこと乗馬をしているが、馬場用ブーツと障害用ブーツでは、こんなに違いがあることを、初めて知った。

 外側は硬く、内側は柔らかく仕立ててもらうことにした。

 脚が長く見えるように、ブーツのサイドを長めにしてもらった。(見た目も大事なんです、何歳になっても。)

 フルオーダーなので、足の採寸、ふくらはぎ、ふともも、膝までの長さなど、細かく採寸してくださった。

 乗馬パンツも持参していたので、ちょうど良いブーツができるはずだ。

 ブーツ職人の人が言われたのは、

 「脚が動きやすい人は、こういうブーツにするといいんだよ。脚が前後に動きにくくなるからね。」

 (そうか、これで、騎乗技術向上するかもと、安直に思ったわけです。)

 フルオーダーで、10万円ちょっとで、仕上げていただけるようだ。

 2〜3ヶ月待って、出来上がってくるブーツどんな感じになるのかな?

 馬友と私は、同じ年、そして、仲良くお揃いのブーツを作ってもらって、、、。

 まあ、これで、しばらくは、乗馬を続ける動機付けは、できたな。うんうん。。

 帰りがけに、近くのカフェに立ち寄った。

 シニア三人がまるで、女学生のようになって、積もる話で盛り上がっている。

 三人とも、実情は、認知症の母の介護や、鬱の子供の世話、私だって同じような状況だ。

 だけで、三人でいる時くらい、大笑いしたい!

 隣の席には、一言も語らない男性が膝に乳児を乗せ、同じテーブルには小学生低学年らしき少年が

 退屈そうに座っていた。

 いつしかその少年は、我々三人の方に向きを変え、我々の話に聞き入っている。

 そうだよね。それくらい、くだらない話を楽しく話しているんだもの。

 君も仲間に入りたいよね。

 それとも、うるさいおばさん達だな。と、呆れていたのかな?

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