まだ、誰も目覚めていない休日の朝、
1人静かに、自分の身体と向き合う。
騎乗後には、特に身体の筋肉が硬くなっているのが分かってきた。
そのままには、しておけない。
体内の水分、血液、リンパ液、細胞内液などが、流動し運動している
そんな状態にして、身体をほぐしておきたい。
全身の力を抜いて、腰椎の4番5番、その下にある、仙骨の周りの筋肉を
時間をかけて、ときほぐしていく。
正しい騎座をすることで、この辺りが一番硬くなっているようだ。
どれほどの時間が過ぎたのだろうか?
まだ、家人の目覚めた様子はしていない。
シーンと辺りが静まりかえっている。
この動きの体操を1年以上毎日(コロナ感染の時を除く)続けてみて、分かったことがある。
最初は、健康のために、乱れてしまった自律神経を正常にしたかったから、始めたわけだが。
ある時から、自分の脳に、この動きの気持ちよさ、心地よさがインプットされたらしく、
脳が、私に、体操をはじめませんか?と、要求するようになった。
身体と心に、変化が現れ出した。
身体が緩むと心も緩む。
言い換えれば、身体が硬いならば、心も硬くなっているのでは、ないか。ということを
知った。
遅過ぎるとは思うが、知れたことは良かったことと、前向きに考えている。