八ヶ岳外乗から、1週間ぶりに、遠くまで出かけて、騎乗してきた。
夕方5時からの騎乗だが、やはり、それでも、騎乗後は、ぐったりしてしまう。
常歩(なみあし)から、即、駈歩(かけあし)が出ない原因に着いて考えてみた。
1)馬に、内方姿勢がちゃんとできていない場合。
1)左駈歩の場合、 左手綱を開き、右手綱を押し手綱にしてあげる。
2)騎乗者は、後傾姿勢をとりつつ、外方脚で、発進の合図を送る。
以上のことが、瞬時にできないと、馬は混乱を起こすことが分かった。
では、駈歩の継続はどうしたらよいか?
1)騎座の推進(鞍にしっかりと、お尻を落として座ることが必要になってくる。)
2)腹筋を使って、お腹を前に出してあげることも忘れない。
3)手綱を持っている手が、上下に動かないで、一定の低い高さを維持する。
4)馬のスピードが遅くなるようなら、手綱を持っている手を緩めないで、手を少しだけ、
前にだして、馬のハミへの強さを和らげる。
5)時には、鞭や舌鼓を使って、継続をさせる。
バランスよく騎乗しながら、次には、馬にどんなアクションを指示したいのか、絶えず考えて騎乗することが、
必要となってくる。私がシニアだからといって、許されるはずもなく、また、そのように考えて騎乗しないと、
安全な騎乗にはならない。
このような、勢いのある馬に騎乗するには、それぐらいの考えを持って騎乗しないとならないな、と、実感する。
父親ほどの、パワーはないが、やはり、パワフルな馬ではある。
数年前に、A3(1級)を取得している身としては、少々恥ずかしい話ではあるが、今更ながら、基本が大事だと痛感している。
馬に乗って、風を感じ、駈歩する時、最高の爽快感を得られるが、
馬術として、自分の騎乗を考えた時、まだほんの入り口に立ったぐらいであることに気づく。
その奥義に、到底辿りつくことは、できない。
大変なことに、ハマってしまった自分がいる。。。