今日は、小雨の降る1日になるのだろうか?
昨日、念願の八ヶ岳外乗を体験できた。無事に帰宅できたことに、感謝しないとな、と思っている。
馬友の運転で、早朝から時間をかけて、目的地に向かうミニ旅行となった。
(アイちゃんは、今日は安息日ね、ゆっくり休んでいてね。)
馬友のナビが不調ということで、外環自動車道を走って、PAで休憩して、携帯ナビで、道を確認しながらの
走行となったため、私には、もう何処をどう走っているのか、見当もつかない。
それでも、どうにか、遠方に八ヶ岳が、雄々しく広がって見えてきた時は、感動した。
八ヶ岳が物静かではあるが、荘厳さをもって、存在していたからだ。
私の目の前には、八ヶ岳連峰、南アルプスの素晴らしい山々が連なって見えている。
そして、その裾野には、民家の集落が、ところどころに存在していた。
そうこうしながら、目的地に辿り着いた。
受付をすませ、近くのおみせを教えて頂き、夏野菜カレーを食べた。辛さはないが、新鮮な夏野菜の
サラダを食べて、ゆっくりと時間をとり、午後2時からの騎乗に備えた。
ベテランインストラクターと思われるおじ様からの説明によると、この辺りは午前中にすごい雨だった、
ということで、我々が頼んでおいた湧水のコースへ行くには、変則コースを取らないと、道がぬかって
いるため、行けないだろうと判断されていたようだ。
騎乗する時間には、雨はやんでいて、ときどき晴れ間もみえ、絶好のコンディションに思われた。
先頭はインストラクター、2番手が最高齢の私、3番手が馬友、4番手は30歳代と思われる上手そうな女性。
という4人編成で、外乗が始まった。
公道をぬけ、どんどん、森林の奥深くにむかって、我々一段は進んでいった。
そうとうの雨が午前中には、降っていたと思われ、できる限り、ぬかるみを避けるために、
木々の間を歩いたり、落枝や倒木を跨いだり、坂道を登ったり、降ったり、小川を走り抜けたり、、。
「さて、ここから駈歩(かけあし)しましょう。」という、インストラクターの指示の元、
4頭は一斉に走り出した。森林の中を風をきって走った。乗馬クラブの馬場のように、整地されていない道、
ところどころには、小石もあったりした。
かなりハードな騎乗に、驚くとともに、外乗のワイルドさに、人は魅了されるのかもしれないな、なんて感じた。
変則コースになってしまったので(私が望んだコースとは、かなり違ったコースになっているようだ)
小さな小道を馬達は上手に常歩(なみあし)しているが、右側はもう崖になっている!
「川を渡りますが、けっして下をみないように。馬達が渡れる場所を知っていますから。
遠くをみて、馬の動きの邪魔をしないでください。」と全員に伝えている。
(遠くをみて、自然に騎乗することだけしよう。川に落ちたくはないし。。。)
こんな感じで、数回、駈歩もして、順調な外乗が進んでいるように思われた時に、
事件が起こった。。
最後に騎乗していた若い女性を乗せた馬が、彼女を振り落としたのだ、。。
人を乗せていない馬が一目散に、猛スピードで走って遠くに消えていった。。
インストラクターは先ず、落馬した女性が起き上がれるか、痛いところや、異常な点を確認している、。
その間、我々は、自分の騎乗している馬達が興奮して、新たな事故をおこさないように、馬の顔を森のほうに
向けて、「ホオー、ホオー」と言い続けた。
どれくらいの時間が経ったのか?
人を乗せていない馬が今度は、我々の方へ、猛スピードで駆けてくる。。
私の馬には、その様子を見せないように注意してながら、駆け寄ってくる馬を見ていた。
と、そこで、馬がぬかるみに、脚をすべらしてしまったのだ。
馬が倒れて横滑りして数メートルして、止まったのだ。
最後の駈歩ということだったが、それは、中止になった。
横滑りした馬にインストラクターが騎乗し、最初インストラクターが騎乗していた馬に、落馬してしまった女性が騎乗し、
3番手に私、4番手に馬友という順番になり、ゆっくりと時間をかけて、馬たちの家に戻ったのだった。。。
インストラクターも、こんなことは、めずらしいことだが、雨降りの後、あぶや蜂がウマのお尻を刺したのであろうかと
思う、とおっしゃていた。彼女も同じように、突然ウマが、尻っ跳ねして、彼女を振り落として、暴走してしまった。
と言っていた。
彼女は大した怪我でなく、不幸中の幸いだ。馬の横滑りを間近で見たが、迫力満点だった。
その馬にも、怪我がなかったようで、安心した。
2時から2時間のコースの予定が、クラブには着いたら5時ちかくになっていた。。。
せっかくの山梨なんだから、道の駅で、桃など地元の物産を購入し、ほうとううどんを食べて帰路についた。
私の身体?
そうとうの疲労が溜まってしまった。
メンテナンスをしっかりしないといけないな!