今日の夕方からの、R氏の騎乗レッスンを終えた。
初めてこの馬A君に、騎乗した頃を思い出す。
とにかく、よれる馬だった。真っ直ぐに進まない。円を描けば、楕円になるか、半円になるか。
このA君との騎乗で、
1)騎座の正確さ
2)手綱の握り
3)脚の圧迫など、この馬から、色んな事を習った。
今日まで、一度も、駈歩レッスンをしたことがなかった。
それは、駈歩できるところまで、馬の状態を持って行ってない私の責任なのだが。
今日、初めて、馬を駈歩できるところまでの状態にもっていけたらしく、駈歩してみてください。と、言われた。
一歩、二歩、三歩、後退させて、
即、駈歩発進の合図をした。
A君が、駈歩している。
ヨレヨレ馬のA君が、ちゃんと駈歩してくれていた。
(わあー、ありがとう!)
ヘソに重心を置き、お腹をだし、鞍壷に座ったら、
右駈歩ならば、左座骨に重心をおき、外方脚で合図を送ると、即、駈歩するではないか。。
(ヘソに重心をおき、お腹をだす。何処かのクラブでならっていることと、同じなんだ。結局は。)
ハミを譲るレッスンまでしてもらった。
ハミを譲るとは、スーパーのカートを押している感じ。あんな感じで、手綱を前にゆっくり押し出してやると、
見違えるような、走りになる。A君をここまでにできるようにした。こんな嬉しいことはない。
ワンステップアップしたのかもしれないな!