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馬の駈歩って、三拍子だった。

アイちゃんに、常磐道を走行してもらうのは、今日が最後。アイちゃんには、最後まで、お世話になった。

ありがとうね。

無事に、私の本拠地の乗馬クラブで、騎乗レッスンをしてもらった。このところ、インストラクターも、以前のレッスンに少しずつ、シフトしてくれているようだ。

1年間、体調不良で、お休みしていたので、やっと、馬場全体を使うような、レッスンにシフトしている。

来年あたりからは、また、経路練習も始まるかもしれない。

経路練習は、難しいが、それをこなし、小さな大会に出ることは、大きな成長につながるということを、何回も体験して、理解している。

私は数年前に、A3(旧1級)の資格を取得したが、もうこれ以上の資格を取ろうとは思っていない。小さな大会に出る機会があれば、出場するかもしれないが、今は、経路を丁寧に、美しく周りたいと、考えている。

インストラクターが、 

肩を内に、

前肢旋回、

斜め横脚など、教えてくれていたが、とても、上手にできるかどうか、今後はわからない。

私の体力も、考えたら、今は、A3の経路を丁寧に美しくできればいいと、思っている。

一度だけ、インストラクターに、突っぱなされたことがある。

「あなたは、今、富士山の入り口にいます。

装備は、完璧。天候も良い。体力だってある。それなのに、富士山に登ろうとしないのですか?

あとは、あなたの、勇気だけです。どうしますか?

また、後ろ向きに、戻りますか?」と。

「やります」と答えた私。

それからは、私にとっての、ハードなレッスンが続いた。

人並みの人なら、なんてことは、ないことかもしれないが、私には、苦しい日々が半年くらい続いた。

いつしか、反動の大きな馬にも、多少の馬力のある馬にも、騎乗できるように、私は変化していた。

そして、めでたく、A3受験となったのだ。

いつもの、練習通りの騎乗をすれば、いいからね。と、別のインストラクターに言われた。いつも通り、練習通りの騎乗ができた。

そして、今日、駈歩をしていて、三拍子のリズムをとって、騎乗している自分がいる。

メトロノームや、三拍子や、

馬って、リズミカルな駈歩をキチンとしているんだね。

それを、邪魔しないで、騎乗することが、大切なんだと、再確認した。。

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