今日は、月に2回のレッスン日だった。
月に、2度ほど、R氏に、馬術を習っている。
R氏は、クラシック音楽鑑賞という趣味を持っておられる。
そのせいもあり、私には、『馬の上では、「指揮者」になってください。』とおっしゃる。
『指揮者は、オーケストラのバランスを見て、指揮していますからね。』
馬が頭を、上下に降り始めたら、収縮しはじめてきだしたのだから、馬の邪魔をしないようにする。
馬の状態をみて、手綱の握りの強さ、脚の圧迫の強弱などするようにと、指摘される。
右周りの、隅角での、私のバランスの悪さを指摘された。正反動している馬が、どうしても、止まろうとする
のは、騎乗者の騎座のバランスが悪いということだ。
では、それをどう修正したらよいのか?
1)隅角手前で、進行方向、右斜下に、自分の頭を、一瞬ちらっと、下げる。
2)隅角を過ぎたら、進行方向をみる。
3)右周りで、右に傾いた身体を修正する意味で、左の鎧に、しっかりと、足を乗せる。
4)手綱を前に少し譲り、脚では、推進をする。
(この、相反する動作を瞬時に行う)
5)隅角を通過したら、身体を真っ直ぐに戻す。
手綱の握りに関して、オン、オフの二通りの使い分けでなく、微妙な使い分けをできるようにすることが、
今後の技術向上には、必要になってくるらしい。
馬から降りて、R氏と、馬場を歩いた。イメージトレーニングだ。
隅角で、頭を右下に下げ、即、頭を戻す。
(シニアの人こそ、この動きを素早くやってほしい。と言われた。)
指揮者になるには、程遠い自分を見た、1日だった。。。
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