昨日は、午前中から夕方まで、事務所で仕事をし、隅田川花火会場近くまでは、
タクシーで行くことにした。が、隅田川会場に近づくにつれ、人が多くなり、途中でタクシーを下車して、多くの人と
同調して、会場への道を歩いた。
すでに、多くの警察官、大会関係者などが、人々の誘導をしていて、
警察の大型バスが、道路を塞ぎ、車道規制を初めている。
東京の夏、アスファルトからの照り返し、エアコンの室外機の熱風、今年4年も待って、花火大会が
繰り広げられることが、更に、人々の熱気を、熱狂に変えようとしているようだ。
(一瞬だが、韓国での、事故が脳裏をよぎった!)
会長の私も、事務所待ち合わせの場所へ、向かった。この日のために、福島から、あるいは奈良から
事務所を辞めて、独立して行った彼らと一緒に、歩いた。
待ち合わせ場所で、待機してくれている若手から、リストバンド(有料席証明)を貰った。
大会関係者に誘導されるまま、また、ずーっと、歩く、そして、また歩く。
やっと辿り着いた、隅田川花火大会会場に、頂いたシートを広げる。
すでに、シートを広げているグループもたくさんいた。
打ち上げ時間が近づくにつれ、あたりは、夕闇になっていく。
左手には、スカイツリーが見える。この日の開催に花を添えるように、凛として傍に立つスカイツリー。
歓声と共に打ち上げ花火が始まった。食い入るように、夜空を見上げた。
4年間の思いが伝わる怒涛の花火の打ち上げだった。
花火は、エアコンの効いた自宅で、ゆったり鑑賞するのが良い。と思っている私だが、
これだけの迫力、臨場感で、花火を観るのもなかなかのものだ。
(江戸時代、昔の人たちも、こうして、夏の花火を楽しんだのだろうか?)
花火の燃えかすが、やたら、我々のシートに、飛んできたが、打ち上げ場所に、相当近い証拠だ。
家人が事務所代表として、「神田菊川の鰻」の差し入れをした。何とも粋な計らいだ。
美味しい鰻を、河川敷のシートの上で、皆で食した。
「江戸っ子だってねー」
「鰻喰いねえ?」
こうして、ひと夏の事務所のイベントは終わったのだった。。。