アイちゃんから、ホワイト君に、私の愛車も世代交代した。
それは、本来なら、嬉しい筈なのだが、まだ、3日しか経っていないのに、アイちゃんは、運転しやすかった。と、早くもぼやく私がいる。
ホワイト君に、申し訳ないので、愚痴るのは、やめよう。
馬と同じで、初めて騎乗する馬には、それ相当の緊張感がつきものだ。そうやって、いろんな馬に騎乗してきたわけだから、この新車の、ホワイト君にも、いつしか慣れていくことに、期待しよう。
運転歴は、40年以上になる。
大ベテランの筈だが、そんな風格を、私は持ち合わせていない。困ったことです。
最初に、乗った車は、思い出深い。
まだオートマチックの車が、それ程普及していないころだったので、ギアチェンジをしながら、走行した。寒い冬は、チョークを引いてエンジンをかけ、不凍液などが必要だった。踏切で、車が停まると、そのまま、エンジンも止まってしまうような車だったので、絶えず、アクセルペダルを踏んで、エンジンが止まらないようにした。
(大変なことをしていたんだな。)
カーナビが、車に付いた時には、非常に驚いた。
が、私の周りの友人達は、カーナビの操作が、難しいと、言っては、ぼやいていた。
(当然ながらわたしも、車の進化、進歩に、慣れなかった。)
そして、今、車の走行中、好きな曲を聴くことが、楽しみの一つなのに、それが、できない。
どうして、こうも、世の中、車に限らず、変化していく速度が速いのだろう?
カセットテープを聴いて走行し、
ある時から、CDをかけて走行し、
次は、USBを入れて、曲を聴いていたが、
今度は、その、USBさえ、使えないのだそうだ。
車のフロントにある、いろんな、装置は、どう使えばいいのだろうか?
だから、私は、行きも、帰りも、首都高速運転中、
ずうーと、ABBAの曲を、聴き続けることになってしまっている。
便利なんだか、不自由なんだか。
ため息が、ふぅー!と、ついてでた。。