今日は、立春なのに、肌寒い1日だ。
恒例のN響コンサートに出かけた。
バレエ好きな私にとって、今日のような、演目は有難い。ヨハン・シュトラウスⅡ世のポルカや、ショスタコーヴィッチの、舞台管弦楽のための組曲は、楽しかった。
特に、驚かされたのは、井上通義氏の指揮だった。
彼は、舞台で、心地良く踊っていた。時に、指揮棒を使わず、身体全身を使ってパントマイムのように、指揮するのだった。
そんな彼は、今年いっぱいで、引退されるらしいので、
彼の指揮を拝見出来たことが、嬉しい。
また、遠くから来られた、オルフェイ・ドレンガル男声合唱団の素晴らしい歌声を聴けたことも、良かった。
そして最後に、私の一押しの、コンサートマスター郷古廉さんの、バイオリンを聴けたことが、この上なく、嬉しかった。
こう言う、コンサートって、演じる人も、聴衆も一体になったコンサートだから、当然ながら、拍手が鳴り止まない。
久しぶりに、心が熱くなった!