昨日の天気とはうってわかり、今日は、午後から夏を感じさせる陽気になった。
本拠地での、騎乗レッスンを終えて、帰宅するところだ。
自分の足の力の入れ具合、鎧への力の入れ具合に、左右で大きな差があり、それが、馬の駈歩にも影響が出ているということがわかった。
長蹄跡での駈歩と、隅角での駈歩では、内方姿勢がキチンとできているかどうかが、大切になってくる。
これは、当たり前のことで、遠心力をどのように上手くコントロールして、騎乗できるようになるかに、通じる。
隅角では、内方脚が前、外方脚が後ろになるのが、一般的だが、私の脚は右脚が後ろに流れるという悪い癖があるようだ。
早い話が、太ももから膝下までは、しっかり馬体にくっついて、バランスを崩さないようにし、膝下から、くるぶしまでは、自由に開閉ができることが望ましい。
(自由に開閉できるように、くるぶし関節が柔らかくなくてはいけない。)
軽速歩で鞍に座る時、くるぶしで馬体をキュッと締め付けてあげる。鞍から立ち上がる時は、馬体から自分の足を離す。
この動作を上手に行い、馬に十分な推進を与えたならば、馬はもう、駈歩したがるわけで、そのパワーを溜めておいて、一気に駈歩発進するわけだ。
その辺は、どうにかこうにか、できるようにはなったが、やはり、脚のバランスの悪さを指摘される。右足が前にあるときは、その分、左座骨よりに、重心を持って行って、馬から落ちないようにしないといけない。
座骨に重みが落ちて、鎧に重みが落ちてくれば、手綱を握っている手も、自然と、下方に落ちるようだ。
結局は、脚のバランス、
騎座のバランス、手綱握りのバランス、
こういう総合的な動作が自然とできるようになれば、美しい馬場馬術になるのだろうなと、思う。
分かってはいるが、思うように、いかないところが、悩みだ。。