インストラクターも、私の低レベルの筋肉量は、当然知っている。だから、私を痛めつけようなんて、これっぽっちも、考えてない。
「スクワット、多分できて、1回でしょう。そこを、3回にしてみようか?」という提案だった。
スクワット3回できるかな?
という、心底、低レベルの会話をしているわけなんです。
トホホ。
まあ、最初の頃、インストラクターに、
「鞍に跨ったら、脚を開いて下さい」
と言われたとき、どうしても、脚が開かなかった。
インストラクターは、私の足を持って、一生懸命に、
開脚指導してくださった。
その後は、手綱を持った脇を閉めることを、教えるために、自分の手袋を私の脇に入れる。インストラクターの手袋を汚すわけにはいかない。
一生懸命に脇を閉めたつもりが、いつも、手袋を落としていた。
考えてみれば、私が、乗馬をまがりなりにも、楽しめ、馬場馬術の入り口に立たせて貰えているのは、もう、奇跡に近いことなのだ。
私の、唯一の特技「諦めない」(往生際が悪いとも言うが)
と言う性格があるが、私が諦めないから、インストラクターも、私についてきてくれているだと、今日もまた、思った。
インストラクターには、不出来な生徒で、申し訳ないが、
心から、感謝している。。