秋、真っ只中、朝から湘南方面へ、アイちゃんとドライブしてきた。
と、書けば聞こえはいいが、実際は、引越し先の物件を一度みておきたくて、
ドライブすることになった。
不動産業者の方との待ち合わせ場所には、余裕を持って到着した。
これから、ここが、我々の住まいになるかもしれないのだな〜と、
思った以上には、心がワクワクしてこなかった。
今後の様々な忙しさを思うと、大変なことになってしまった。
できれば、もう少し、のらりくらりとしていたかった。
という気持ちがワクワクをセーブしているらしい。
とはいえ、義理母の91歳という年齢を考えれば、そうそう、のらりくらりと
していられないのは、十分承知している。
神奈川県中郡のこの小さな町は、都会の喧騒とはまるで違い、長閑で落ち着いていた。
中古物件なので、リフォームする箇所が数箇所あった。
だが、なんと言っても、1階のリビングから見える、程よく広い庭が気に入った。
樹齢何年かわからないが、とても大きな木が数本ある。
程よい広さなので、手入れもなんとかできそうだし、
孫たちを誘って、庭でバーベキューもやれそうだ。
古い家なので、和室の奥には縁側もあった。和風家屋独特の作りだとは思うが、
このスペースは何とも言えず、ありがたい。
私が育った家にも縁側があって、子供の頃は、暖かい日差しを浴びながら、
本を読んでいたことを思い出した。
帰り路は、平塚、茅ヶ崎、江ノ島とドライブしてみた。
なるほど、この辺りこそ、湘南エリアと呼ぶにふさわしい場所なのだとわかった。
国道沿いに、サーファー御用達といった感じの店がやたらと多い。
今日も、サーフィンしてきたと思われる、若者たちが、楽しそうに歩道を歩いていたり、
様々なカフェは、そんな人たちで賑わいをみせている。
「湘南ワイキキ」という言葉がピッタリする。
ここが、同じ日本なの?
空気が、風が、違った。
沿道には、来週は「茅ヶ崎サザン」大会があり、混雑が予想されると書かれてる。
花火大会でも、あるのかもしれない。
この辺りのことは、まるっきり詳しくないので、目に見えた店で、早めの夕飯にした。
「レッドロブスター江ノ島」店に入ってみた。
牡蠣も、ロブスターも、大変美味しかった。
デザートには、アップルとアイスクリームが一緒になった、デザートを注文した。
紅茶をいただき、元気になったところで、
一路、自宅へと戻ったのだった。。。
あっ、そうそう、この小さな町の駅もみてみたが、
なんとも、可愛らしい駅舎だった。。。