昨晩、日比谷野音でのコンサートに出かけてきた。
都会の真っ只中で、熱気と狂気の入り混じった、コンサートがこれから始まろうとしている。
私は、初夏の涼しい風を身体に感じ、これから始まるコンサートは、一体どんなものなのだろうかと、
興味津々。
ステージ中央には、やたら大きな銅鑼(ドラ)が設置されていた。
この銅鑼が段々と響き渡っていき、コンサートの開始を伝えた。
このコンサートに来ている観客は、見たところ、60歳代、70歳代の、白髪の目立つおじ様が
9割と言う、一種独特な雰囲気だった。白髪でも、ポニーテールにしていたり。元ロッカーかなと
思わせる雰囲気のある人、そうそう、杖をついてどうにか、席に疲れた人も、、
女性では、酸素吸入器付きカートを引いてコンサートに来ている人など、、。
心地よい風を身体に感じられるところが、野外コンサートの、コンサートたる所以だ!
ビール片手に、おじ様たち、おじいさまたち、演奏が始まると、身体を前後にゆらゆらさせたり、
両手をあげたり、立ち上がったりで、、、。
休憩時間にトイレに行こうとすると、おじ様軍団が喫煙所(もう、どこまでが、喫煙所なのかも、わからないが)
に溢れていて、タバコをふかしていて、私の行きたいトイレ入り口までを、塞いでいる状態、参ったなー。
演奏は、初期のピンク・フロイドの曲を全部演奏したようで、日本では、かなり知られているバンドらしい。
素晴らしい演奏なのは、私にも、理解できた。
数時間、野外にいたお陰で、身体が心地よい疲労感になっている。