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斜体扶助の練習

あっという間に、2月になってしまった。

今日は、風もなく、寒さも和らぎ、騎乗するには、とても良いコンディションだった。

前回に続いて、斜体扶助の徹底した、レッスンだった。

内方に馬の顔を向けて、馬のまつ毛が見えるくらいの、

内方姿勢を作る。

右駈歩が上手になってきたのは、私の右座骨が、柔らかい為、推進が上手く行くようだ。右のパワーを左の手綱で受け止める。まさしく、斜体扶助だ。

反対に、左駈歩が何となく、ぎこちないのは、左座骨が硬いせいらしい。だから、多少、左寄りに鞍に騎乗して、左脚を前方に置いて、推進する必要があるようだ。

騎座。座骨。これをどれだけ、感じられて、上手に使えるようになるか、ということだ。

駈歩から、常歩にした時、完全なる常歩にならないことにも、細かく指摘された。

馬が常歩になったと思って、気を抜いて、手綱を緩めると、速足になってしまうのは、どうして、なのだろうと、思っていたが、

手綱を少しずつ、緩めていくが、

鞍に跨った、座骨から太腿あたりは、鞍にピッタリつけておき、騎乗者は、前傾姿勢にならず、腹筋、背筋を使って、力を下に落としておくことを、しないといけない。

尚且つ、膝から踵までは、馬体から離しておく。

要は、座骨太腿を重くし、手綱をゆっくり、緩めてやることで、馬は、騎乗者の指示を的確に理解すると言うことだ。

私のように、ただ、手綱を緩めるだけだから、馬は、まだ、走り続けるんですよね。駈歩をやめましたが、走るんですよね。と、勘違いしてしまうらしい。

結局は、私の、指示ミスということになる。

ヤレヤレ。

やはり、体得するには、時間が、かかりそうだな。。。

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