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常磐道、夕陽が織りなす空は、まるで一枚の絵画をみてるようだ。

私は、高速運転が好きだし、高速道路が大好きだ。

一般道ほど、人の動き、自転車の動きに、注意しないで済むということが、挙げられる。

(渋滞や事故のない時の高速道路のことだが。)

今日、水戸から東京へ向かう常磐道の空には、感動した。

夕方4時台から、5時までの、常磐道の空を、見る機会がある方は、是非見て貰いたい。

4時最初の頃は、夕陽がオレンジ色に輝いている。それは大きく、明るく輝くのだ。東京方面に向かう車にとって、眩しい時間帯だ。そのオレンジの影響を受けて、白い雲の色が、ピンクになる。そして、空の色は、薄青色で、

こんな空を、ターナーなら、どんな風に、描くのだろうか?と、思ってしまう。

富士山が、悠然としているのに、対して、その右側にいる夕陽は、最後の頑張りとでも言うように、もう僕は、水平線にかくれますからね。と言っているようだ。

走行を続けて、流山辺りまでくると、また、違った空になっている。先程までの、ギラギラ輝いていた夕陽をみることはなくなるが、その反射で、水平線から淡いイエローの空があり、その上に、藤色の雲が見え、1番上には、グレーの空が、三層になって見える。

富士山は、先程まで隣に、並んでいた夕陽がいなくなっても、その優雅さを失っていない。流石だね!

本来なら、ジムホールや、ビルエバンス、スタンゲッツなどの曲を聴きながら、空を見ても良かったが、

あまりに、ドラマチックだったので、私の心が弾んでしまった。だから、そんな曲を聴く気になれず、ビージーズの曲を選択した。

ルンルンしながら、自宅に帰って来れた。

これはこれで、楽しいドライブだった。

本当に、楽しかった!!

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