昨日の新年会は、とても楽しい時間だった。
コロナで、数年、会えずにいたのだが、(それぞれシニアだったり、それに近い年齢なので、大事をとって会わずにいたのだ。)
数年ぶりに会ったが、コロナ前に時間にもどったようだった。
レトロであるが、丁寧に使われてきているのだろう、という感じがある料亭だった。その個室でしばしの歓談となった。
英語通訳の話など、様々な会話があったが、その中で、一番印象に残ったのは、彼女らが、自分の生まれ育った
郷土をこよなく愛していることだった。
一人は、尾道出身。瀬戸内海に面する温暖なところらしい。
尾道にいくなら、是非⚪︎⚪︎、△△、と素敵な場所を教えてもらった。
もう一人は、京都出身。京都は、4条が一番の賑わいの場所。
いろいろな、京都を教えてもらった。
私の郷土は、東京、埼玉?
心の中で、考えてみたが、。。
それほどには郷土愛は、残念ながら、持ち合わせていないが、
日本文化愛は、とても強く持っている。それが、私の心の故郷にすれば良い。
私は幼い頃から、そんな日本文化に親しむ環境で育ったが、自分の持論は持っている。
華道、茶道、書道、どれをとっても、流派にこだわらないで、その時間を楽しめれば良い。という考えだ。
右も左もわからない時は、ある流派に所属して、基本をマスターする必要があるが、
何十年も基本、応用と、徹底した指導を受けた後は、もう、自分流でいいのではないか。と思うようになってきた。
週に一回、ご指導をうける。
そんな経験を何十年もしたあとは、
毎日の暮らしの中で、自分流の楽しみをしていく方向にシフトしても、そろそろ、いいのかな、と思っている。
それはさておき、初夏には、神奈川中郡に転居するが、そこが、第二の故郷になるのではないか、と、期待している自分がいる。