日本語版

半減却を使って、馬に騎乗する。

アイちゃん(電気自動車)と、どこへ行くにも一緒だ。

 アイちゃんのすごいところは、首都高速などの急カーブ運転で発揮される。

(アクセルペダルをほんの少し離すだけで、減速になり、上手にカーブを走行してくれる。)

 馬に騎乗する時は、どうだろうか?

 長蹄跡など、長い直線を駈歩(かけあし)していて、どこまでもその直線が続いているようなら、

 何ら問題はない。スタミナがなくなるまで、馬は、走っているだろう。

 効率よく、隅角(馬場の角)を走るには、どうしたら良いか?

 スピードは落としたいけれど、馬の前進気勢(進む気持ち)を保ちたい時に、

 車とは違って、半減却を使うことになる。

 スピードは落ちるが、パワーは溜まっているので、隅角通過して即、スピードを上げることができる。

 遠い昔、オートマチックでなく、ギアによる変換で走行する車に乗っていたころ、

 運転技術も未熟だったため、ロウからいきなりトッポギアに変換したら、

 車が、ハーハー、言っているのを感じた。(下手な運転者だなー、参ったなー)

 馬も同じで、半減却を使ってパワーを溜めながら、次の動作に備えるということが、

 段々と理解できるようになってきた。

 いきなり唯減速すれば、馬は停止してしまうかもしれないし、即駈歩(トップギア)にするのは、

 馬にとっても、大変なことなのだなーっと、この頃、少しばかり、わかりかけてきた。。。。

 人馬一体になるのは、まだまだ、先のようだ。。。。

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