毎年、定期的に、乳がん検診を受けている。
「何も問題ないですね。」と、長年、医者から言われ続けていた。
なので、先週もいつも通り、レントゲン、エコーと検査が進んで行ったが、
「どうも、黒い影が気になりますね。組織検査をしましよう。」
と、医師に言われた。
長い針で、気になる部分の組織を搾取しているようだ。
「一週間後に検査結果がでますので、また、来院してください。」
と、とても簡単に言われた。
そうなのだ、医者にとって、こんなことは、日常茶飯事。
Aさん、Bさん、Cさんの、心まで思い遣ったりしてられないのが、現実なのだろう。
医者のすべきことは、病気を早期に発見し、その病気を治療することにあるのだから。
私は、気落ちすることがあまりなく、一週間が過ぎたのは幸いだった。
雑事や仕事に追われていたので、病気のことを考える時間があまり、なかった。
とはいえ、もし、悪い病気だったら、と、ときには、脳裏をかすめることもあったが、
「気」を「丹田」に集中させて、この不安な時間を過ごすように、努めた。
今日の午後、病院での通知を受けた。
結果は「乳管内乳頭腫」と言って、乳管の中にイボのような腫瘍ができる良性の病気と
判明した。
今後は、半年に一回、ガンとの鑑別をすることが、重要となってくるとの、お知らせの紙を頂いた_。
「半年後にまた、来てください。」と、医師からは、淡々と言われた。
まあ、結果は良かったんだから、あれこれ思わずににアイちゃんの待っている駐車場に急ごう!
スカッとした曲を聴きながら、家路に向かおうっと。。。
アイちゃん、「スティングはどう?」