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バレンタインデーだった。

このところ、8歳になる、孫と、メールすることが増えた。先日、雪が降った時、写メを送信してきたり、細やかな日常をメールで送信してくれる。

8歳になると、こうやって、遠く離れた祖母に、メールができるようになるんだ、ということに、感慨深いものがある。

そして、その孫が、昨日、

今日はどんな1日だった?と、尋ねてきたのだが。

まだ、今日は、半分残っているが、多分、孫には、良いことがあったのだろうと、推測し、

反対に「今日は、良い日だった?」と、尋ねてみた。

どうやら、2月14日のバレンタインデーのために、チョコレートを使ったとか。それを好きな男の子にあげるんだとか。

そうかそうか。

もう、そういう年齢になったのか。

微笑ましかった。

「Sちゃんの、作ったチョコレートだから、美味しいね。そのチョコレートをもらえる、男の子は、幸せだね」と、メールした。

ニコニコマークの返信がきた。

2月14日は、バレンタインデーだったのね。

すっかり、忘れてた。

どっかの、チョコメーカーに、踊らされても、

また、自分で作るチョコレートでも、

心ウキウキになることは、素晴らしいことだ。

明日、Sちゃんの、ニコニコマークのメールが、くればいいな、と、祖母は、思うのだった。。

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