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バッハの平均律とピアノ

先週は事務所での仕事も捗った。なので、

 家人と外食でもしようかということになったのだった。

 ワインも飲み(家人だけです。私は運転しますから。)心が心地よかったせいもあり、

 神奈川の今後の我が家の話になった。

 戸建てなのと、一軒一軒が多少離れて建てられているということもあり、

 ピアノを再開しようということになった。

 私のピアノの腕前は大したことはない。

 子供の頃から、ピアノレッスンをうけてはいたが、。

 だから、やっと、ベートーヴェンの「月光」の第二楽章を間違え間違え弾ける程度だ。

 家人は、もちろん、ピアノレッスンなど、受けたことがない。

 にも関わらず、「ゴールドベルク変奏曲」「バッハの平均律」を弾きたいのだとか。ふーん。。。

 と、食事中にそんな会話を楽しんだった。

 さて、私は、大学時代の友人F君を思い出していた。

 彼のピアノ演奏を聴いたことがある。

 その彼は亡くなって、もう、15年が過ぎている。

  クラス会であった際には、

 「今、どんな曲を弾いているの?」と私。

 「今は、バッハの平均律」と答えたF君。

 久しぶりにF君のことを、思い出す時間となった。

 バッハの平均律がF君と家人を結びつける時間となった。。。

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