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キングカメハメハ(馬)の子供に騎乗する。

晴れ渡った夏空だ。もう10時を過ぎれば、十分な蒸し暑さだ。

 

 今日は、夏時間にシフトしてから、初めての騎乗となる。

 騎乗する馬は、キングカメハメハの子供の、ルーベンスに騎乗予定している。

 身体も大きいこのような馬に騎乗する時は、「即騎乗、即下馬」のインストラクターの

 指示が脳裏をよぎる。

 最初は、動きが重い。この馬の性格がそうなのだろう。

 ただし、一旦、ギアーが入ると、ダイナミックな走りをしてくれるので、

 騎乗者は、心地よい駈歩(かけあし)に、浸ることができる。

 やはり、名馬の、血筋なのだろうか?安定した走りを継続してくれる。

 とはいえ、馬なので、時々は、駈歩の継続の指示をきちんと行うことを忘れてはいけない。

 この馬は、自然と顔が左に向きやすいという特徴をもっている。

 だから、右斜に進みやすいということを知っておくことも大切になってくる。

 細かいことだが、そういう、馬のちょっとした癖を知ることが、騎乗には大事になってくる。

 右斜に進みやすいということを知っていれば、右脚と右鞭で、右斜に行かないように注意することも

 できるようになってくる。

 こうしたことができるようになると、経路を正しく、美しく、騎乗することにつながってくる。。。

 と、近頃の私は、思えるようになってきた。

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